水槽でメダカとか少しの魚を飼っていて、しばらく餌をあげていないことに気がついて、ごめんよごめんよと言いながら餌をたくさんあげた。
みんなとてもお腹が空いていたみたいで沢山食べる。これからは絶対に忘れないようにしなくてはと反省する。
メダカのほかにも、アジ、イカ、イルカなどなど色々いた。特にイルカは大きいから、メダカ用のつぶつぶの餌じゃ足りないみたいで、飛び上がってきたので、餌をザラザラと直接刀注いだ。
それでも足りなそうで、水槽から出てきた。「あれ!水の中じゃなくても大丈夫なのか?」と聞くと「うん、大丈夫だよ」とイルカが答えた。
心の中で「え!こいつ話ができるのか!?でも哺乳類で頭がいいらしいし、そんなに不思議でもないか…!」と一人で納得する。
イルカは、床に座りたいみたいだけど、背中が安定してなさそうなので、その辺にあった座椅子を貸してあげるとコレは良いと満足そうに座っていた。
何か食べ物をあげようと、イルカに良さそうなものを考えて、少し忘れてしまったけど、野菜とかをあげたと思う。
でも本当のイルカの大好物は確か小魚なはず。一緒の水槽にメダカとかアジがいたのに食べないなんて、仲間だと感じたりしているのかな、本当に頭がいいなあと感心する。
これからは、毎日魚をスーパーで買ってくるね、とか話をして、イルカもサラダを食べ終わると水槽に帰っていった。
水槽は幅40cmくらいの、メダカを買うためのような小さなものなのに、イルカがヌルリンと入っていくのが気持ちよかった。
何列かに椅子が並べてあって、私の前には小さな女の子とそのお母さんが座っていた。女の子が「マイカちゃんはね」と自分のことを話しているのが可愛らしくて、マイカちゃんていう名前なんだな〜今は少し捻る名前をつけるもんだな〜と考えていた。すると、お母さんが「ねえ、どうして自分のことをマイカちゃんなんて言うの?あなたの名前は○○でしょ?」と怒った。女の子は「お友達と決めたからマイカちゃんなの〜」という。お母さんはヒートアップして「そのお友達はお母さんより大切なの?その約束はお母さんが決めた名前より大事なの?」とさらに怒る。
女の子が椅子から立ち上がっておもちゃを持ってどこかに遊びに行こうとするけど、まだヨチヨチ歩きで、床は人工芝のようなもので歩きにくそうで、少し心配になる。