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「山本」という表札の家のピンポンを押す。和風のゴットリとした家。中からどうぞーとおじさんの声がするので恐る恐る開けると、ヨージヤマモトがいた。

はじめまして、と、私は自己紹介をする。でも特に用事がない。なんとかしないと、と、断られるだろうイベントの出演依頼に来た体で話してみた。

ヨージさんに国際フォーラムでライブしてほしいとか。

そしたら案外快諾してくれた。やばい。

だんだん仲良くなってきてもいる。