mimimi pacun pacun

2012年からの夢日記を載せてます

池袋を自転車で走っていた。本当の池袋とは違う街だけど、池袋だという設定だった。アパレルのお店が沢山入ったビルの中を北に向かって歩いていくと、駅にたどり着いたはずという記憶で、ずんずん進む。

あまり人は多くない。昼間。少し薄暗い。

駅構内の様子を思い出しながら、どの方向に行ったら一番効率よく目的のホームにたどり着けるかを考えながら歩く。私は地下道や建物内での方向感覚には少し自信のあるほうだけど、この街は斜めの道が多かったり、線路も縦横無尽に沢山通っているので、あまり自信が持てない。

それで、建物から地上に出た。高い建物に囲まれて薄暗い道。

 

私は自転車に乗っていた。田んぼに囲まれたみただけど、たぶん都内だ。人は沢山いるし、茅葺き屋根の出店のようなものも多い。

一緒にいた夫が、先輩に挨拶に行くらしい。それについて行っている。先輩に会うと、びっくりするくらい体育会系な上下関係で挨拶をしていた。新たな一面だった。私は隣でニコニコしておくことにした。というか、先輩が怖いかんじの顔のひとだったので人見知りをして、心のシャッターを閉じることにしたのだった。

先輩も、茅葺き屋根のお店を営んでいて「ゆっくりしていけ」とか「ひさしぶりだな」とか、やっぱり少し高圧的なかんじに接してくる人だった。

少し離れている一段下がったテラス席に座ることにした。段々畑のように、2〜3mくらいの段差のある土地。一番下が土の道。車はあまり通らないみたい。一番早い乗り物は自転車。

私も、ちょっと良い自転車に乗っていて、それを大切に思っているので、盗まれないようにしなくちゃ、とずっと頭の隅で気にかけている。

突然、遠くに見える大きな山が噴火した。赤いのが吹き出していて、富士山?という声が聞こえてくる。次の瞬間に、火山灰と熱い赤いものとかが空から降ってきた。

私たちは段差の壁側にピタッと立って、それでも私の半身は熱い赤いものに浸ってしまった。でもすぐ助けてもらったら大丈夫だった。

噴火のときに、爆風のようなものがあって、夫の自転車が無くなってしまった。私のミニベロに二人乗りして少しでも遠くまで逃げようとしたけど、私の自転車も見当たらない。ショックで少し探すけど見つからない。

富士山が噴火するなんて!とか、大切な自転車!とか、さっき熱かったけど健康に逃げられて良かった!とか、こんなこと生きてるうちにあるもんなんだな!とか、いろいろ考えながら、阿鼻叫喚の田んぼ道を走って逃げる。