mimimi pacun pacun

2012年からの夢日記を載せてます

ビデオテープで面白いのがあって、少しずつ見ていた。ふと、ケースを見ると、レンタルビデオ屋さんのシールが貼ってあった。わ!これレンタルなの?買ったものだと思ってた。たぶん1ヶ月は確実に経ってるし、なんだったら2ヶ月…?延滞金凄そうだな…でもどこのお店だろう?

ケースが入ってた紙袋を見ると、入会時の案内の紙があった。他のお店のものもあって、他にもDVDとかムックが入ってた。でもそれは、買ったようなものも混ざっていたし、そういえば催促の電話とかも来ないなあ。

でも延滞金だけで確実に1万円はかかるだろうなあ、絶望。

 

場面がフーッと変わって、自由で身勝手な女の人がいた。その人はすごく勝手だけど、余裕もあって、なんとなく神様みたいなかんじ。

崖の上からその人は歌って飛び降りた。これがビートニクか!と私はなぜか思った。彼女は、自殺をしたとかじゃなくて、崖の形状に興味があって、もっと近くで見たくて飛んで近寄っただけだった。どこかで上手く着地できる気がしてたし、自信があった。いつのまにか、私は彼女の中に入り込んでいた。

でも実際は、着地できなくて、崖は深くて岩と岩の間に吸い込まれるように入った。でも岩の形がすごく面白くて、わあ、すごい!!!と大興奮しながら落ち着いて観察していた。

しばらく落ちている時間が経って、岩の隙間がグッと狭くなった。そろそろ挟まって止まるかなと思ったんだけど、ここは息がしにくい、と、そしたら、もう少し落ちて、少し広くなって息もしやすくて、いい感じのスペースに止まった、と思ったら底だった。

でも気持ちは辛くなかった。私だったら、ああ私はここで死ぬのか、と絶望するんだろうけど、彼女は絶望を連想しないようにギリギリのところで明るいことを考えていた。パニックにもなってなくて、岩の形がすごいとか、光の入り方が綺麗とか、未来を考えたりしないで、今体験していることを存分に味わって前向きだった。心の底から感動して尊敬した。

色々観察していると、糸があるのを見つけた。掴んで見ると細いけどしっかりした糸だった。掴むと、少し上に上がった。

じゃあこれ掴んでれば上がれるんだと分かって、手に巻いた。

この時も、絶望から希望が差したってかんじじゃなくて、じゃあこれ使って上がろう、という淡々としたかんじで、それもまた感動した。