mimimi pacun pacun

2012年からの夢日記を載せてます

知らない女の人に話しかけられて「私はAさんと友だちなの」と言われた。Aさんは有名なミュージシャンらしい。なんか言って欲しそうだってので「え〜そうなんですね〜!」と驚いた風な返事をしてから、そそくさと離れた。

そのあと、トイレに入っていたら、ドアの向こうにお子さんを連れた女の人が「私はBさんともCさんとも友だちでね〜」と話しかけてきた。鍵が壊れていて、お子さんがいたずらにドアを開けてこないかが私は不安だったのでお願いしてみたら聞いてくれてひと安心。トイレから出て水道で手を洗いながらお礼を言って「さっき会った方もAさんとお友達と言ってたので、今日のイベントはそういう方が多いんですかね〜」と話すと「こういう日はいつもそんなかんじよ〜」とのこと。

それでふと目を横にやると、Aさんらしき人が居て、たぶん話も聞こえていたぽくて、私は初対面なのでなんとなく気まずかった。お子さんを連れた方が、その人の歌詞の一節を大きな声で叫んで離れていった。すると、Aさんは「良い言葉を言うのが俺の仕事だから。〜とか、〜とか!」と、淡々と良い言葉っぽいのを次々と唱えた。女の人はもうだいぶ遠くに行ってしまって、私が何か答えないとならない感じになってしまった。

もともと私はAさんのことを名前しか知らなくて好きでもなんでも無い有名な人、と言う認識で、でも年上の男の人だし、有名な人特有の自信に満ちた佇まいが少し苦手だし、今日は私もハイアーセルフとして出演者側なので、そうなると先輩後輩の関係になるのかとか、ここで私が失礼なことをしてしまうのは絶対に良くなさそうだったので、意を決して敬意を払いつつ苦手意識を消してAさんとできるだけ本音で話してみることにした。

さっきAさんが並べた良い言葉のどれもが私にとってはあんまり響く言葉ではなかったんだけど、矢継ぎ早に言葉が出たかることは確かにすごい。そして、最後のまとめで「老人は長く生きてきた分、見えてるものが若い人よりも多い」みたいなのは一概には言えないけど一部共感できるなあと思ったので、それを詰まりながら言うと「え!そこなの?」と言いつつ少し打ち解け始めたような感じなって、そのまま付かず離れずとつとつと会話を交わした。肩の力が少しだけ抜けて2人で歩いて会場へ向かって歩く。仲良くなったレベルでは無いけど、つまらないとは思われてはなさそうで「Dさんと最近作った曲がなかなか良くて、ネットで聴けるから調べてみてよ、あ、あとでCDあげるよ」と言われたので「え、いいんですか、ありがとうございます」と言ったんだけど、思ってたよりも芝居がかった感謝っぽくなっちゃって、あれ、間違えたかも、と自分では思ったし、Aさんも少したぶん感じたっぽいけど気にしないかんじではあった。そして会場に着いたので、私も今日ハイアーセルフで演奏するんで良かったら聞いてくださいと言って、自分の楽屋に入った。なんかいろいろ疲れたのでゆっくりしたかったけど、知らない人たちと一緒の楽屋でうるさかったので、ゴッチンゴッチンのハウスをイヤホンで聴くことにした。